一級建築士試験の勉強方法

一級建築士の学科試験直前対策!当日の心構えやアドバイス!

さあ!令和元年度と元号もあらため、一級建築士試験の学科試験があと2週間近くとせまってまいりました!受験生の方々は試験勉強も追い上げに入ってきていることでしょう。

今回は日ごろの努力を本番で発揮してほしく、現在一級建築士でる私の経験から、学科試験直前や当日にこころがけたことなどをブログに書いていこうと思います。あたりまえのことばかりなのですが、参考までに目をとおしていただけたら幸いです。

学科試験は大学入試センター試験の似ている!思い出そう

学科試験はわかっていると思いますが、すべてマークシートによる解答のテストです。受験者がここから思い出すのはセンター試験(この試験も変革がなされてきましたね)とかなのではないでしょうか?

パウレタ(一級建築士)
私はそうでした

ですので試験直前は、センター試験受験当時を思い出しながら準備し、当日に十分に力を発揮できるよう心がけました。特にはじめて資格試験というものにのぞむ方にとっては不安に思うところもあると思いますが、自らの経験をフィードバックしイメージすると不安も消えていくはずです

直前は基本的な準備を!

試験前日は早めに寝よう

これはあたりまえですよね!試験日は緊張もあり、普段より疲労が激しいです。特に頭と心がかなり疲れます。ですので、前の日はできるかぎり体を休めるようにしてください。仕事があったり、付き合いがあったりする人もいると思いますが、それはきちんと理解を得ていただいて体調管理をしてください。

余裕をもって試験会場に行こう

この時期、タイミングによってはかなり雨が降る場合もあります。梅雨明けの時期って以外と大雨がきたりとかしますよね。今年がそうかもしれません。そんないろんな想定をしながら、時間に余裕をもって行動しましょう。私なんかはぎりぎりで行動するのが嫌いなたちなので、開場1時間くらい前には近くまできて、涼しいところを探して参考書などを読んでいました。

知り合いがいても極力会話しない

試験会場で知り合いに遭遇してしまうということありますよね。つい緊張しているせいか、それをときほぐそうと、おしゃべりをしてしまう人も多いのではないでしょうか?

パウレタ(一級建築士)
私もしてしまった性質です

でもこれ、やりすぎると程よい緊張感が抜けてしまうんですよね。できるだけあいさつ程度にしといて、あとは参考書を開いて勉強しましょう。相手側も察してくれるはずですし、お互いにいい緊張感をつくることができるはずですよ。

試験開始間際ぎりぎりまで参考書を見ていよう

パウレタ(一級建築士)
試験開始の参考書をしまってくださいと言われるまで粘っていましたww

往生際が悪いなと思うかたがいらっしゃるかもしれませんが、これは1点でも多く点数を拾いにいこうとする最後のあがきなんです。その1点で落ちるなんてこともあったりしますからね。ちなみに1個だけですが、読んでいたところがでていて、そこは確実に点数ゲットということがありました。このあがきのおかげで私は学科試験突破の一歩にもなったわけなんですよね。ぜひおすすめします!

学科試験会場は製図試験の会場となる場合が多い!環境チェック!!

私がそうだったのですが、学科試験と製図試験の会場がほとんどいっしょでした。大学の校舎だったのですが、その講義室がそっくりそのまま似たタイプであったんですよね。なのである程度試験会場の机やいすの感じをおぼえておいて、製図の勉強をはじめたときはある程度その環境に近いようにして勉強するのも一つの対策につながるのではないでしょうか

たしかに製図板をおいて筆記用具をおいてと、その位置関係って大事であったりするからね
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
試験環境を再現して勉強するというのも良いトレーニングになるはずです

いざ学科試験スタート!

とにかく集中して問題を解こう!

試験は時間との勝負!より集中することで解答が早くなります。そして私があえて集中と書いているのは余計な緊張部分を集中することで緩和するためです。これは科学的にも証明されていましす。

サッカーの例をあげますと、選手は試合開始部分が一番緊張するらしいです。でも笛がなって、ボールに触っていくと徐々に試合に集中していって緊張がなくなり、いつものプレーができるとのことです。なので試験が始まりましたらとにかく鉛筆を動かしながら集中モードに早めにきりかえていくよう促しましょう。この鉛筆で何か書いて解きながらというのがミソですね。何かやっているという意識になっていくとそこに徐々に集中していくはずです。

時間を気にしながら解こう!

集中しながら頭は冷静に!まずは問題用紙をぱらぱらとめくってどんな感じなのかという全体を見ながら、時間配分をイメージするのも大切です。ぱっと見て解けそうなのはどこでてこずりそうなのはどこで、新傾向なのはどこでというのを確認できれば落ち着いてとりくむこともできます。ちなみにそこまで勉強できてないと一級建築士の試験は厳しいですよ!

解ける問題を確実に!

どの試験もそうなのですが、満点をとるのが目標ではありません。合格ラインを突破することがこの一級建築士試験では最重要です。であれば、獲得できる問いに対しては確実に正解して点数を稼ぎたい。そこをまず押さえましょう!きちんと勉強をしていれば、大体が過去問に近い問題です。そこをミスなく正解すれば、難しい問題や新傾向の問題、私であれば構造の計算問題などはそのときの調子の良し悪しだと割り切っていくことが大事です!

得意分野こそ見直しをしよう!

受験者のみなさんにもあるかと思いますが、私にも受験科目で得意不得意がありました。そのなかで得意分野がいがいとミスが多かったりします。なので得意分野は解答も早く終わると思いますので、そのあとにしっかり見直しをしましょう。どんな問題でもあれ、ちょっと選択肢があいまいだな、ちょっと迷ったなという部分があります。そこをしっかり見直しをして、読み間違えによるミスがないかを確認しましょう。あとマークシートの記入ミスも注意ですよ!

学科試験が終了してすぐ頭を切り替えよ!

早めに自己採点

午前から夕方までみっちり試験を受けてお疲れ様といいたいところですが、あくまでもこの学科試験は、一次試験であることを忘れないでほしいです。問題や解答を覚えている当日のうちに自己採点を行って、今後の動きに向け準備をする意識にもっていきましょう!

合格基準に達した人は製図試験の準備を!

まず合格ラインを突破しそうな方であれば、2次試験である製図への切り替えをすぐに行うべきです。学科試験から製図試験までは2ヶ月半くらいの時間しかありません。一次突破のいきおいをそのまま2次試験へともっていけるような準備をすぐにでも行っていきましょう!製図の勉強しなければいけない部分はたくさんあって、時間は足りないくらいなんですから。

今年残念だった人はすぐ来年度にむけての準備を!

あと一歩およばなかった方もぐずぐずはしていられませんよ!来年度は受験資格が緩和されて、学生、学生あがりの受験生が参加してくることになっています。

建築士法改正で建築士受験資格は医師受験資格に近いプロセスへ!

私パウレタは、ばりばりの一級建築士です。血を吐くような努力を重ねてあの資格をとってからまあそれなりの年月がたったと思います。以後、その試験勉強で大変だった時期を思いださまいと、実務や建築の素敵な部分ば ...

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突破の門は全体数は変わらなくとも、勉強できる若い受験生が増えるので、競争率はぐっと上がっていくことが予想されます。彼らはもしかしたらもうとりかかっているかもしれない。なぜなら時間があるから。油断しているとかなり来年度は厳しいことになりますよ!

とにかくあと少し!自分を信じて頑張って第一関門を突破してください!健闘を祈っております!!

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