建築士という資格

令和初の一級建築士を目指せ!製図課題発表と試験合格のコツ伝授

令和の時代となって初めてとなる一級建築士学科試験はあとわずか!でもその2日前に控えた本日7月26日の金曜日に今年度製図試験の課題が発表となりました!!

さあ!課題が発表されて受験生の心はより引き締まってきたのではないでしょうか?

令和元年度一級建築士製図試験のお題は「美術館の分館」!

今年度の一級建築士試験製図課題はこれかあ
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
令和初の試験であり、そして受験資格緩和改正前の最後の試験にもなりますね!難易度はどうなるでしょうねえ

のんきに今年も課題項目を読んでいる私と先輩の二人。以前ブログで私たちは課題の予想をしていました。

私は基準階を予想しておりましたが、この感じですとゾーンタイプになるでしょうかね!見事にはずれてしまいました(笑)。

でも増築みたいな部分は当たったんじゃない?
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
ははは、そうですね

ちなみに私が受験したときは基準階タイプでした。実務で低層な建物をずっと設計してきた私としてはどーんとおおらかな土地にゾーンタイプの美術館なんかを設計したかったなあと残念がりながらプランニングの勉強をしていたものです。

パウレタ(一級建築士)
ですので今回の課題はうらやましいですねえ

では課題発表についての話題は早々に切り上げて製図試験における合格のコツを伝授したいと思います!

発表文よりポイントになるであろう部分

私はさっそくさきほど一読しました。まずここで発表文から何かポイントとなるところが読み取れるのかチェックしてみましょうか

建築物の計画に当たっての留意事項について

ここでは最初の2つに書かれています、

「敷地条件(方位等)や周辺環境に配慮して計画するとともに、空調負荷の抑制や自然光の利用を図る。」「バリアフリー、省エネルギー、セキュリティ等に配慮して計画する。」

が特にポイントとなってくるような気がしますね!美術館周辺の環境をうまくとりこみながら良好な空間を計画し、人にも地球にもやさしいという、もはやスタンダードとなっていることをきちんとプランニングできるかが大切になってくるでしょう!

注意事項について

そしてこの箇所!「なお、解答内容が、設計条件を充たしていない場合や要求図書に対して不十分な場合には、設計条件・要求図書に対する重大な不適合と判断されます。」というところが重要!ここで出題もとが言いたいことは、「きちんと要求にこたえた設計をするとともに、それを図面として作成してくださいね!」ということにほかなりません。より一発失格であったり減点に関する部分が厳正に採点されることが考えられます。しっかり出題内容にこたえた図面を作成できるようにこころがけていきましょうね!

課題「美術館の分館」の建物を見学しよう!

今日まさに建物用途が決まりました。これは試験当日においても変わらない事実です。ということで勉強にとりかかるのも大事ですが、実際の建物を見学してみてはいかがでしょうか?

パウレタ(一級建築士)
これは時間があれば是非やっていただきたいですね

実際に自分の目で現物を確かめると計画する際のイメージがちがいますし、よりユーザーとしての感覚もわかってくるはずです。やってみてください!

製図試験勉強のコツ!基本は時間管理!!

では前置きが長くなりましたが、さっそく製図試験の勉強について私の経験からいくつかアドバイスしていきたいと思います。前回の学科試験の勉強のコツと同様に、

試験に必要な知識などは予備校や市販のテキストに傾向をおさえながらわかりやすく書かれていますのでそちらを見てください。私がお伝えするのはほんとうにコツの部分、もっと具体的に言うと時間をどう節約して問題を解いていくかということになりますかね

課題文読み取り

試験では設計条件の書かれた用紙が配布され、その内容をもとに製図をすすめてゆきます。

おそらく大体の受験者は蛍光ペンなどを使って重要な箇所をマーキングすると思います。

パウレタ(一級建築士)
これ、なんとなく引いていては意味ないですからね!

マーキングする意味をきちんと理解してやりましょう!

では意味とは何かというと、それはエスキスするうえで課題文を見直しやすくするためであります案の検討をするうえでは必ず課題文を読み返すことになります。そのときによりわかりやすく情報が入ってくるようにする、つまり全体の情報の整理です。それをきちんと整理することで時間のロスが少なくなるわけですね!

エスキス

仕事でもそうだと思いますが、かっちり図面を描いていく前にはエスキスでラフにプランやイメージをつくっていますよね。試験でも作図に入るまえにそれを必ずやってください。作図にうつったときに図面を引きながら考えるということがないように内容の精度を高めてください。

ここで注意!内容の精度と書きましたが、それはプランというわけではありません。作図をきちんと完成するためのエスキスです。作図に最低限必要なものをきちんといれこむということです。さらに言うとエスキスをやっていて完璧なプランを目指さないでください

パウレタ(一級建築士)
特に設計事務所に勤めている人がその傾向にあります。私も最初勉強していてここにはまり苦労しました

たしかにいいプランであるのは大事なのですが、それが合格する条件であるのかというとちがいます。失格しないプランを時間内につくるというのがまず試験を合格するために必要となります。ここでもでてきましたね。時間の中でプランニングをしてコントロールしてください!

作図

さて、エスキスが終わったら作図です。私はこの作業に苦しみました。

普段はCADでの作図ですので、学生以来、製図版を使って行うことになる人が多いはずです。試験時間は決まっていますので、どのくらいの早さまでもっていくかを考え、時間配分をつくりあげていきましょう

できれば早いうちに時間内でかき上げる訓練をして、時間のスケジュール方針を固めていけると勉強に余裕がでてきます。

パウレタ(一級建築士)
この手描き製図はいつまで行われるのでしょうね
一時期CADの導入の話があったりしたけどね
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
たしかに。どうなったんでしょうね。やはり試験において平等ではないと判断されたのでしょうかね

おっと話がそれてしまいましたね、すみません。ここで私が一番言いたいことは早く図面を描くことの先にあることです。それは基本的な作図部分を書き漏らすなということです。プランを採点官に見てもらうということ、それは仕事でいうとクライアントに見てもらうということです。そのなかで図面で表現しうることをきちんと正確に表現してほしいということです。書きこむところに忘れたことはないか?とか、名称や補足文章に間違えはないか?とかそういうこと。それが減点の対象になってしまわないようにしっかり描いてください。その見直しをするために早く書き上げましょうと私はアドバイスしているのです。

パウレタ(一級建築士)
あと、もうひとつ私からアドバイス!名称などの文字の描き込みは上手に記入しましょう。それだけでいい図面な印象を与えますよ!

計画の要点

ここも私が試験を受けたときにくらべて厚みが増しましたね。これを全部文字を埋めて書き終えるには1時間近くは費やしてしまうでしょうね。でもここも重要視されている部分なので、かきなぐって終わりということにはしたくない。

作図の前にはやっちゃっておくというのを私はおすすめします

パウレタ(一級建築士)
時間がなくなってくるとあせっちゃうんですよね

学生の課題とか、社会人になってからコンペやプロポーザルを提出するにあたっても、図面表現に時間を費やしてしまって、コンセプトとか説明等の文章が支離滅裂であったりうっすい内容になってしまったりということ、ありませんか?

私はそうなってしまう傾向にあるので先に書いておくことにしました。こうすると、作図途中で変更したくなる衝動もおさえることができると思ったんです。

ここでのコツはやはり自分の引き出しを多くもっておくことですね。解答例などを見ながら書き写したりして頭の中に入れてしまいましょう。特に構造や設備に関する文章はある程度フォーマットがきまってきますので、暗記しておくといいですね!そうすると、こういう案がきたらこうやって書いてまとめようという、自分なりの文章の書き方ができてくるはずです。

今年で一級建築士資格は是非取得しましょう!

さあ、どうでしょうか。これを読んだ今年度の受験生の方々、やる気がでてきたでしょうか(ついでに来年度受験予定の方々もそうなってくれたらうれしいですね)。

以前ブログに書いたように、来年には建築士法改正によって競争が激化しますから今年が勝負ですよ!

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時間とお金にも限りがあるはずです!決めてしまってこっちの世界に来てばりばり建築の仕事に励みましょう!

パウレタ(一級建築士)
待ってまーす!!

↓今年度の製図課題「美術館の分館」に踏み込んだ内容のブログも更新しましたのでこちらもご興味ありましたらご覧ください!

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