【一級建築士学科試験】合格者が伝えたい直前・当日の心構え

一級建築士試験の学科試験を目前に控え、試験勉強もいよいよ追い込みに入っていることでしょう。

今回は、日ごろの努力を本番で最大限に発揮してほしいという思いから、一級建築士である私の経験に基づき、試験直前や当日に心がけていたことをご紹介します。当たり前のことばかりかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。


 

試験直前にやるべき3つの準備

 

 

1. 前日は早めに寝て、体を休める

 

試験日は緊張もあり、普段より疲労が激しいものです。頭と心もかなり疲れるため、前の日はできる限り睡眠時間を確保してください。仕事や付き合いがある人も、きちんと理解を得て、体調管理を最優先にしましょう。

 

2. 余裕をもって試験会場へ行こう

 

試験当日は、余裕をもって行動することが大切です。雨が降ったり、交通機関が遅れたりする可能性も考慮し、早めに会場に着くように計画しましょう。私は開場1時間ほど前に到着し、近くのカフェなどで最後の復習をしていました。

 

3. 知り合いがいても会話は控える

 

試験会場で知り合いに会うと、ついおしゃべりをしてしまいがちです。しかし、それがかえって程よい緊張感を失わせる原因になることもあります。挨拶程度に留め、あとは参考書を開いて自分の集中力を高めましょう。


 

試験当日に心がけるべき3つの行動

 

 

1. 試験開始ぎりぎりまで参考書を見る

 

試験が始まる直前まで、参考書を粘って見てください。往生際が悪いと思うかもしれませんが、この最後のあがきが1点でも多く点数を拾うことに繋がります。私自身、この行動で1点を確保し、合格に繋がった経験があります。

 

2. とにかく集中して問題を解く

 

試験は時間との勝負です。余計な緊張を緩和するためにも、とにかく集中して問題を解き始めましょう。鉛筆を動かし、解答を重ねていくことで、自然と集中モードに入り、実力を発揮できます。

 

3. 解ける問題を確実に、得意分野は念入りに見直し

 

満点を取る必要はありません。合格ラインを突破することが最重要です。解ける問題を確実に正解し、見直しを徹底しましょう。特に得意分野は、思い込みによるケアレスミスが起こりやすいので、時間をかけて確認してください。


 

試験終了後、すぐに頭を切り替えよう

 

 

1. その日のうちに自己採点をする

 

午前から夕方まで試験を受けてお疲れだと思いますが、学科試験はあくまで「一次試験」です。問題と解答を覚えているうちに自己採点を行い、今後の動きを検討しましょう。

 

2. 合格ラインに達したら製図試験の準備を

 

自己採点で合格ラインを超えそうな人は、すぐに二次試験である製図試験の準備を始めてください。学科試験から製図試験まで、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

 

3. 残念だった人は来年度の準備を

 

もしあと一歩及ばなかったとしても、落ち込んでいる暇はありません。すぐに気持ちを切り替えて、来年度に向けての準備を始めましょう。


 

まとめ:自分を信じて、頑張れ!

OK

 

学科試験は、これまでの努力が試される場です。自分を信じ、このブログで紹介した心構えを実践し、第一関門を突破してください。健闘を祈っています

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