一級建築士試験の勉強方法

今年はどのタイプ?2024年度一級建築士製図試験課題予想

 さて!今年もパウレタが一級建築士製図試験の課題を予想していきます。昨年度はようやくゾーニングタイプになり、一応こちらのブログで予想をやっと当てることができました!そんな昨年度を経て、令和6年度はいったいどんな課題が出題されるのでしょうか!

 では過去の傾向、そして私個人の見解もふまえ、予想していきます。あくまでも7月の課題発表までの話題として読んでいただけたら幸いです

過去の課題一覧を見ての傾向分析

 今回も過去25年間のデータを観ながら今年度どのような課題が出題されるかを探っていきます。

製図試験課題は、タイプとして2~3階建程度の低層施設。用途のゾーニングがプランニングのキーポイントとなるので「ゾーニングタイプ」と呼ばれています。そして事務所ビルや集合住宅のような基準階施設。基準階層がプランニングのキーポイントとなることから「基準階タイプ」と呼ばれています。出題タイプはこれら2つに分かれています。

では今回はどっち?下記に記されていますのが過去の課題です。こちらをまずはざっと見ていきましょうか!

年度 課題 タイプ
令和5年度 図書館 ゾーニング
令和4年度 事務所ビル 基準階
令和3年度 集合住宅 基準階
令和2年度 高齢者介護施設 基準階
令和元年度 美術館の分館 ゾーニング
平成30年度 健康づくりのためのスポーツ施設 ゾーニング
平成29年度 小規模なリゾートホテル 基準階
平成28年度 子ども・子育て支援センター

(保育所、児童館・子育て支援施設)

ゾーニング
平成27年度 市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅 基準階
平成26年度 温浴施設のある「道の駅」 ゾーニング
平成25年度 大学のセミナーハウス ゾーニング
平成24年度 地域図書館

(段床形式の小ホールのある施設)

ゾーニング
平成23年度 介護老人保健施設

(通所リハビリテーションのある地上5階建て施設)

基準階
平成22年度 小都市に建つ美術館 ゾーニング
平成21年度 貸事務所ビル

1階に展示用の貸スペース、基準階に一般事務用の貸しスペースを計画)

基準階
<改正前>
平成20年度 ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設 基準階
平成19年度 子育て支援施設のあるコミュニティセンター ゾーニング
平成18年度 市街地に建つ診療所等のある集合住宅

(地下1階、地上5階建)

基準階
平成17年度 防災学習のできるコミュニティ施設 ゾーニング
平成16年度 宿泊機能のある「ものつくり」体験施設 ゾーニング
平成15年度 保育所のある複合施設 ゾーニング
平成14年度 屋内プールのあるコミュニティ施設 ゾーニング
平成13年度 集合住宅と店舗からなる複合施設

(3階建)

基準階
平成12年度 世代間の交流ができるコミュニティセンター ゾーニング
平成11年度 高齢者施設を併設した集合住宅

(高齢者施設についてはデイサービス(日帰り介護)及びショートステイ(短期入所生活介護)を行う施設)

基準階

いかがでしょうか?

建築士試験が新制度になってからの課題出題の動向を見てみますと、令和2年度から令和4年度までの一級建築士製図試験の課題は基準階タイプが3年連続で出題され、ついに令和5(2023年)度、「ゾーンタイプ」の出題となりました。

上記より、今年は交互に基準階タイプなのか?それともゾーンタイプなのか?どちらともいえない状況です。。

受験生側からするとゾーンタイプのほうが取り組みやすいですし、試験元からすると基準階タイプにして他の施設を組み合わせたほうがいろいろ複合的な視点で問題がつくりやすいでしょうね。そのくらいゾーンタイプはパターンが限られるような印象を受けます。

ではどうパウレタは考える?

これまでのパウレタの課題予想

まず予想発表の前に、これまでパウレタが行ってきた課題予想です。

以前の記事は削除してしまったので、過去予想を以下まとめました。

年度 予想用途 予想タイプ 発表用途 タイプ 当否
令和5年度 図書館複合施設 ゾーニング 図書館 ゾーニング
令和4年度 図書館複合施設 ゾーニング 事務所ビル 基準階 ×
令和3年度 図書館複合施設 ゾーニング 集合住宅 基準階 ×
令和2年度 集合住宅複合施設 基準階 高齢者介護施設 基準階 ×
令和元年度 オフィスビル複合施設 基準階 美術館の分館 ゾーニング ×

図書館を3年連続で予想してようやく昨年度当てることができました。

5戦1勝です。。

今回のパウレタの課題予想!!

では今回のパウレタの課題予想を発表します!

用途:温泉宿泊施設

私は受験生のことを考え、今回もゾーニングという予想です。昨年の図書館のようにオーソドックスな課題を考えられるゾーニングタイプのほうが試験としてはいいのかなと。学生の受験者もいるわけなので。

用途選定の過程はですね、過去の用途の流れをみて、最初「道の駅」かなあと考えて、でもホテルもそろそろ出題されてもいいんじゃないかなあ、と考えました。

どちらかにしようと思ったのですが、もう少しひねりがあったらなあとネットを見ていたら、

「アクアイグニス」という温泉リゾード施設の映像をたまたま見てしまいましてかけましてこちらに決定しました。ちょっと安易な決め方ですね。すみません。

しかしながら、ゾーニングや動線計画などを考えるにはいいお題なのではないかなと思ったのですよね。

景観指定もそろそろでてもいいかなとか、勾配屋根もそろそろでてもいいのではないかなとも考えた結果です。いろいろ複合して課題もパターンがでそうな気がしますし。

というわけで今回はこちらに予想しました!!

今年度の製図試験難易度は?

試験の難易度についてもせっかくなので予想してみましょう。

新制度になってから製図試験の難易度は以前とくらべると比較的容易な問題になっている傾向にあり、その分課題要件や法規、製図密度が合否により影響している印象を受けます。

しかしながらこのくらいの難易度がベストだと私個人としては感じています。今年度もその傾向が続いて出題されると予想します。しっかり守らなければいけないとこは遵守してプランそこそこで仕上げ、製図密度をしっかりあげてミスを減らす!これがベストだと考えます。

まとめ

いかがでしょうか?

今年度予想は、かなり主観的な見解になってしまったなというのが私個人の感想です。受験者目線で考えてくるならばゾーニング、試験元目線であれば基準階。一級建築士の資格予備校はどのように予想をしているのでしょうね。

とにかく新規受験生は学科試験突破にまず集中していただければと思います。過年度受験生はまずは作図スピードをしっかりつける訓練をしていただいて、課題発表のときにはエスキスと計画の要点に力を注げるよう準備をしていただければと思います。健闘をお祈りいたします!

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