建築本おすすめ45選|建築学生が絶対に読むべき書籍

建築は訪れて触れて感じ、そして私たちであれば設計するという存在でもあります。しかしながら建築を書物で読むということも大事です。

本棚

それは確実に読んだ分あなたのなかに蓄積され、人生の糧になることでしょう。建築に関する本といいましてもそれはたくさんあります。今回は私が厳選いたしました本をテーマにわけながらご紹介していきたいと思います。

Contents
  1. 建築ノンフィクション
  2. 建築の見方を学ぶ
  3. 建築と場所性
  4. 安藤忠雄の書いた本
  5. コルビュジェの書いた本
  6. 建築論
  7. 都市論
  8. 外部空間を学ぶ
  9. 建築プロジェクトとソフト
  10. 建築働き方
  11. 建築についての散文
  12. 建築作品集
  13. 建築以外のデザイン本
  14. アイデアを得るための本
  15. その他のおすすめ本
  16. まとめ

建築ノンフィクション

光の教会安藤忠雄の現場

安藤忠雄の象徴的代表作「光の教会」の建設計画をとおしたストーリーです。施主と建築家との出会いから始まり、名建築が生まれる過程が描かれています。登場人物の様々な視点から語られたスタイルに、読んでいてついそれぞれの立場になってしまいます。

<読みやすさ★★★★★>

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中野本町の家

この本は、あるひとつの建築住宅作品が建築家伊東豊雄の手によって設計されが完成し、さらに解体にいたるまでが施主の目線から描かれています。建築を設計することの責任と自分の設計した建築が壊されていくという現実に対する寂しさがその読後の余韻としてあらわれてきます。

<読みやすさ★★★★☆>

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体験的高齢者住宅建築作法

この本では、編集者やライターとして住宅に関わってきた施主が著者として新たな終の棲家を若手建築家に依頼して建てるプロセスを綴っています。著者は建築に対する理想も高く、そのやりとりがリアルに描かれています。

<読みやすさ★★★★☆>

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書庫を建てる~1万冊の本をおさめる狭小住宅プロジェクト~

螺旋を描く階段と円柱状の壁に1万冊もの蔵書が美しくおさまった建築写真が魅力的な表紙の本書。この本はなぜ施主である筆者が書庫を建てたかという経緯から始まり、それを受けて建築家がどのような考え方をもって設計したか、そしてその要求を実現させるための施工者の苦労や心意気が語られています。

<読みやすさ★★★★☆>

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町の未来をこの手でつくる~紫波町オガールプロジェクト~

全国の地方自治体では「地域活性化」「まちづくり」と言って多額の補助金を公共事業へとつぎこんできました。しかし目算が甘く、施設をオープンしたもののすぐに閑古鳥が鳴いてしまう事例が多いです。この本では主人公が補助金に頼らずに自分の故郷を再生していくドラマが描かれています。

<読みやすさ★★★★★>

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建築の見方を学ぶ

建築鑑賞入門

 この本は建築を鑑賞する際、どこに着目すればいいかがポイントをおさえながらシンプルな言葉で書かれています。鑑賞するというのは、何となく見るのとはちがいます。意識付けや知識の準備が必要で、この本はその際にどんな部分に着目すればいいかということを伝授してくれます。

<読みやすさ★★★★☆>

※絶版

谷口吉生「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・図書館」

日本を代表する建築家谷口吉生の傑作「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・図書館」をとりあげ、徹底的によく見るための建築ガイドブックという言葉がぴったりの著書です。

※絶版

<読みやすさ★★★★★>

宮脇檀の住宅設計テキスト

 住宅作家として著名であった宮脇檀氏による良質な住宅設計の手引き書で、住宅にとって大切な要素を丁寧に語ってくれます。住宅設計の教科書として読むこともありなのですが、住宅のどこを見ればいいかという点で四でも非常にわかりやすいものとなっています。

<読みやすさ★★★★☆>

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建築と場所性

建築家なしの建築

本書では、世界の建築家が設計していない、穴居、樹上住居、茅葺き屋根の住居など、風土的自然発生した建築や都市の数々が写真と解説を添えて掲載されています。建築を学ぶにあたって良質な本であるだけでなく、旅行の案内書としても活用できるでしょう。

<読みやすさ★★★★☆>

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集落の教え100

本書は建築家原広司が世界の集落調査をとおして学びを、短いフレーズと写真や図版を添えて構成されたものとなっています。建築的エッセンスが凝縮された言葉をの数々が素晴らしいです。

<読みやすさ★★★★★>

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安藤忠雄の書いた本

建築を語る

著書は東京大学大学院の大学院生への講義をもとにつくられたものです。たいへん文章も読みやすいですし、ダイレクトなメッセージがぐっと私の中に入ってきましたね!
<読みやすさ★★★★☆>

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連戦連敗

安藤忠雄が書いた中で私は一番好きです。建築コンペについてのエピソードが描かれているのがいい!何度負けても挑戦するのは真剣勝負からでこそ生まれる創造力があるだと彼は言います。情熱的なすばらしい言葉です!
<読みやすさ★★★★☆>

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建築に夢をみた

この本は彼自身の体験や勉強しきたことが語られていて読みやすく、特に彼が旅先で訪れた名建築の数々について語るところなんかは建築を学び始めた学生さんにはちょうどいい勉強のとっかかりになるかと思います。
<読みやすさ★★★★★>

※絶版

コルビュジェの書いた本

建築をめざして

コルビュジエが自伝を織り交ぜながら建築思想を宣言している本です。仕事から社会に問題提起し、思想をキャッチコピー化し作品として表現するという、理論から実践までをプレゼンテーションしたスタイルから学ぶべきところは多いです。
<読みやすさ★☆☆☆☆>

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小さな家

コルビュジエが隠居する両親のために作ったスイスの湖畔に建つ家を彼自身が説明した本です。写真やコルビュジエの描いたデッサン画が載っていて、それらを用いながら設計するときの彼の視点がうかがえて興味深いです。こだわり箇所や、敷地を選ぶまでの経緯などあますことなく書かれている本です。
<読みやすさ★★★★☆>

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建築論

マニエリスムと近代建築

コーリン・ロウという建築学者による論考集成で、多くの建築人に読まれてきた本です。表題にあるマニエリスムとは16~17世紀に生まれた美術様式です。著者はマニエリスムに触れながら近代建築が不自然で矛盾のある表現だと論じています。その他論考 「理想的ヴィラの数学」を読んでみて、もしいけそうなら表題を読んでみてください。
<読みやすさ★☆☆☆☆>

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建築の多様性と対立性

アメリカ人建築家ロバート・ヴェンチューリによるこの著書は、建築を学ぶ人たちにとってバイブルとなっています。歴史的建築を事例にあげながら単純化されすぎたこれらを批判しています。建築史の基本的な流れを理解したあと再読するとより著書の素晴らしさがわかるでしょう。
<読みやすさ★★★☆☆>

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建築の解体

日本人建築家磯崎新の書いた建築論考です。1975年に書かれたこの著書は近代建築の考えが解体し多様化していった1960年代後半の動向を、当時のアンビルドアーキテクトを含めた新鋭建築家の作品や論文、著書などを取り上げ、分野別に類型化しながら紹介し考察しています。
<読みやすさ★★☆☆☆>

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都市論

街並みの美学

本書は街並みの美しさはどのようにつくられるのかを、世界の都市の構造から建築空間に落とし込み理論的に考察している良著です。建物単体を見るのではなく、それらを中心とした街並みのあり方や、その良い例を豊富な図版・写真によってわかりやすく説明されています。

<読みやすさ★★★★☆>

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都市のイメージ

 1960年にアメリカの都市計画家であるケヴィン・リンチによる都市の「わかりやすさ」について書かれたユニークな本です。都市の形態や見た目そのものを評価する実践的なアプローチから分析し、デザインや設計に対して正面からとりくんだ点が読んでいてとてもわかりやすいです。
<読みやすさ★★★☆☆>

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見えがくれする都市

建築家槇文彦らによる本書では、江戸の町と現代の東京という都市の表層から見えかくれした構造部分を道や地形による影響、住宅の配置などから、日本人の古来からの空間に対する認識についてが、地に足のついた丁寧な視点で考察がなされています。
<読みやすさ★★★☆☆>

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錯乱のニューヨーク

世界的建築家レム・コールハースによって書かれた都市建築論です。建築や都市を学ぶ必読書のひとつとされ、「この書を読まずして、現代建築を語るなかれ」と建築家磯崎新氏も言っています。本書の内容は、ニューヨーク、マンハッタンの建築群がどのように形成されていったかについてが建築家独自の視点で書かれています。

<読みやすさ★★☆☆☆>

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外部空間を学ぶ

外部空間の設計

本書では日本と海外それぞれの空間概念の違いをあげながら、外部空間がどんな秩序や構成で形成され、どんな設計手法があるかを図や写真を用いて解説してくれます。これらの数々は建物の内部空間を設計する上でも非常に参考になる内容となっています。

※絶版

<読みやすさ★★★★☆>

広場のデザイン―「にぎわい」の都市設計5原則

こちらは、土木や都市デザインを自ら出がけている著者が国内外の広場を写真や図などでらわかりやすく解説する本となっています。良い部分だけでなくダメな部分も説明してくれている点が親切です。先程の著書が原理について書かれた本であるとすれば、こちらの本は実例に基づいて外部空間をとらえなおして書かれた本、という感じでしょうか。

<読みやすさ★★★★☆>

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建築プロジェクトとソフト

プレデザインの思想

この本では著者の建築計画学者という仕事の紹介、そして自身の研究とコンサルタントとして事業計画に関わる実践から導き出されたよりよい建築空間の実現方法が語られています。設計者にとってもその行為の根拠を見直すことのできる本になっています。
<読みやすさ★★★☆☆>

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建築プロデュース学入門

建築プロデュースとは、建物をつくるうえでの資金集め、人集めなど、プロジェクトの方向づけ、広報など事業性の観点から関わっていく仕事です。著書では建物の出資者、共同協力者をどう説得していくかを事例を用いながら深く掘り下げ、ノウハウにまで落し込んでいます。
<読みやすさ★★★★☆>

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施設参謀

この本ではそれらの業務を企業から請け負う会社代表の著者が、建設コンサルタントの必要性を今までの経験から事例とともに、わかりやすく伝えています。クライアント目線でプロジェクトに本気で関わろうとする情熱を著書から感じます。
<読みやすさ★★★★☆>

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建築と不動産のあいだ

本書では建主の想いを不動産会社・設計者・工事会社がしっかりと受ける提案フローが紹介されています。それらはクリエイティブな価値をつくりだす建築の流れを作り出していて設計者としても大変参考になるものとなっています。
<読みやすさ★★★★☆>

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建築働き方

ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

この本は、若手建築家による設計事務所を立ち上げたノンフィクションストーリーです。本書で描かれている著者の地元を盛り上げていく姿や、設計事務所周辺の地域活性や人のつながりを広げている様子は読者に時代のリアリティを感じさせる内容となっていて胸が熱くなります。

<読みやすさ★★★★★>

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だから、僕はこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェントスタイル

東京R不動産という現在では建築をやっている人ほとんどがご存じのサイト。この本ではその活動と仕事にのスタイルについての考え方を体験談をふまえながら語られています。

<読みやすさ★★★★☆>

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建築についての散文

建築はほほえむ

本書は「あなたが好きだなと感じる場所を考えてみよう。あなたが気持ちのよいと感じる場所を考えてみよう」という問から始まり、建築とは何かを探っていく文章の流れとなっています。ここちよい文体にのった著者のもつ建築についてのメッセージを文章で感じてみてはいかがでしょうか?
<読みやすさ★★★★★>

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建築作品集

ルイス・カーンの作品集

 設計行為に対し真摯に向き合った姿勢が密実にかたちとして表現されているルイス・カーンの建築。こちらの作品集では彼の住宅作品のみをとりあげたものとなっています。そこには見れば見るほど奥深さがあり、多くの建築家が彼の作品に敬意を表していることを理解できるでしょう。

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アルヴァ・アアルトの作品集

 アルヴァ・アアルトの建築は、純粋により空間のここちよさと住む人への愛情が空間として表現されていて、住空間をつくるお手本がつまっています。

エリック・グンナール・アスプルンドの作品集

 モダン建築の巨匠エリック・グンナール・アスプルンドの作品集も是非持っておいてほしいうちのひとつです。彼の代表作のひとつであるストックホルム市立図書館の壮大な本棚のパノラマ写真は有名です。表紙にある彼が生涯をかけて設計した「森の墓地」は、丘陵地と森を最大限に活用しながら建築と融合し、人間と自然とのふれあいが空間で表現されています。

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ピーター・ズントーの作品集

 この建築家の空間、素材の使い方、そして信頼をおく職人にしか施工させないストイックさは、建築マイスターと称したほうがよいでしょう。多くの建築家に彼がリスペクトされる理由がとてもわかる作品の数々です。本の装丁も作品とよく合っていて静謐な表情を作品とともに味わうことができます。

堀部安嗣の作品集

 日本人建築家堀部安嗣の作品集もご紹介したいと思います。彼の素材の直裁的な使い方、精緻なディテールによる凛とした空間は、建築家自身の表現を偏重するのではなく、従来の環境に溶け込む純粋なる建築の姿であります。

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※建築雑誌もたくさんよんでみましょうね!

↓建築雑誌を活用した勉強方法に関する記事も書いています!

建築以外のデザイン本

ファンタジア

本書では、「ファンタジア」という聞き慣れない言葉の定義からはじまります。そしてそれについての分類と分析がなされます。抽象論に終止せず事例をふまえながら説明され、多くの資料写真とともに記された言葉には著者の遊び心があふれています。
<読みやすさ★★★★☆>

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デザインのデザイン

私は最初この著書を読むまでは「デザイン」というものは造形または色彩等からなる表層的な部分でしかとらえてないことに気づかされました。デザインの歴史から持つ意味や意義について、または著書自身のプロジェクトによる具体例を織り交ぜながら語られるデザインは、まさに著書のタイトルに合致した内容であります。
<読みやすさ★★★★☆>

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絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える

本書はイラストレーターであり、アートディレクター、デザイナーでもある著者が「どうすれば、わかりやすく伝えられるのか」についてを、自身のデザイン経験を用いながら解き明かしていく楽しい形式のものとなっています。
<読みやすさ★★★★☆>

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アイデアを得るための本

アイデアのつくり方

こちらの本は、アイデアを得るためにたどるステップについて書かれたものとなっています。1時間もあれば読み通せる薄い本なのですが、アイデアを得るためのエッセンスが凝縮した内容になっています。

<読みやすさ★★★★★>

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アイデアのヒント

この著書ではおもにアイデアを得るための心構えについてを書いた本となっています。普段は言葉にしていないアイデアを出すための行為が言葉にしてみるとたしかにそうだなというものがたくさんあり、アイデアを生む作業を行ううえで、勇気づけられるすばらしい内容となっています。

<読みやすさ★★★★★>

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その他のおすすめ本

陰翳礼讃

建築を学ぶものなら読んでおくべき本のひとつとされるこの本は、昭和の大文豪、谷崎潤一郎の傑作随筆です。谷崎先生は、闇とぼんやりした光の中から生まれる陰影からなる美が素晴らしいと主張し、日本人はなぜ陰影から美を求めそして創造できたのかの考察を行っています。
<読みやすさ★★★☆☆>

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日本文化私観

 本書は昭和を生きた気鋭の作家坂口安吾が、「伝統とは何か?」「日本人としての国民性とは何か?」を問いかけ、ユニークな文化論を展開する随筆作品です。ユーモアあふれる文体は、過剰な論考までも面白く読ませる魅力があります。
<読みやすさ★★★☆☆>

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茶の本

 本書では茶の発展や歴史からはじまり、禅との関わりや茶室による日本建築への影響などについてが論じられています。短い本ですが、そこには茶をとおした日本文化の神髄が語られています。茶の哲学をとおして著者の思想に触れ、日本文化を感じてみましょう!

<読みやすさ★★★☆☆>

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風土

哲学者和辻哲郎による、風土とは何かという問いにこたえていく古典的名著で、他の建築書からもよく引用されている作品のひとつです。独特な観点による内容はやや難解ですが、何度も読んでいくとそこにこそ普遍性があることに気づくことができ、現在においても再読に値する本であると思います。

<読みやすさ☆☆☆☆☆>

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まとめ

ついたくさんご紹介してしまいました!今回は建築やデザインに関しての本でしたが、それ以外にもみなさんに是非読んでほしい本がたくさんあります。また機会をもうけていきますので楽しみにしていてください!

建築学生に読んでほしい小説の紹介記事も書いています!

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