なぜ私は、一級建築士を最短で取るべきと考えるのか

建築士法が改正され、大学を卒業したらすぐに一級建築士試験を受けられるようになりました。これは、一級建築士を目指す皆さんにとって、大きなメリットです。

一級建築士受験資格図

しかし、その一方で「いつでも受験できるなら、焦らなくてもいいか」と考える人もいるかもしれません。

でも、私は一級建築士の資格は最短で取ってしまった方がいい、と強く思っています。私の経験から、なぜ「最短での合格」を目指すべきなのか、その理由をお伝えします。


 

一級建築士試験の勉強は、仕事と両立するのが大変

 

私自身、一級建築士の資格は仕事と両立しながら取得しました。仕事で疲れた後、勉強時間を確保し、集中力を維持するのは想像以上に困難なものです。

社会人になると、残業や急な案件対応などで、どうしても勉強時間が削られてしまいます。学生時代のように、まとまった時間を確保することは非常に難しくなります。

だからこそ、時間的余裕があるうちに集中して勉強し、一発合格を目指すことが、その後のキャリアを考える上で最も賢い選択肢なのです。

 

最短で資格を取るほど、実務で成長できる

 

一級建築士としての真の成長は、資格を取ってから始まります。

資格は、現場で多くの経験を積むためのパスポートです。早く資格を取得すれば、より早く重要なプロジェクトを任されるようになり、実務を通して本当の知識と技術を身につける機会が増えます。

「受験勉強の期間は最短、実務で知識を体得する」というサイクルを早く回すこと。これが、これからの時代を生き抜く建築士には何よりも重要だと私は考えます。

 

一級建築士資格は、あなたのやる気と能力の証明

 

たとえ受験資格が緩和されても、一級建築士試験の難易度が下がるわけではありません。

むしろ、多くの人が受験するようになることで、競争はさらに激化するでしょう。そんな中で、若くして一級建築士の資格を持つことは、あなたの学習能力仕事への強いやる気を証明する、何よりの武器となります。


 

最後に

 

かつて私は、必要にせまられ、一級建築士試験の勉強を働きながら必死でしました。だからこそ、皆さんには同じ苦労をしてほしくありません。

早く資格を取得して、設計の現場で思う存分活躍してください。


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