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【7分で勉強】陰翳礼賛と日本文化私観

今回新たな挑戦ということでyoutubeチャンネルを開設してみました!

建築のことをやっていこうかなと当初は考えたのですが、最近私自身本の再読にはまりつつあったのもあり、今まで読んできて何度も再読してきた書籍をアウトプットして整理する機会をつくってみたいというのもありまして、今回は本の視聴チャンネルをつくってみたわけです。

ご紹介する本は建築やデザインの分野の垣根を越えて、自分自身の考え方や指針のもとになった本をできるだけ理解しやすいかたちでご紹介しながらみなさんと勉強できたらなと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

動画

今回は谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」と坂口安吾の「日本文化私観」という2つの随筆をとりあげてくらべながら日本の文化というものについて勉強していければと思います。7分の動画としてまとめてみましたのでお時間空きましたらご覧ください。(聴くだけでも理解ができるようなものを意識して制作しております)

本書のかんたんなご紹介

陰翳礼賛

この作品はタイトルのごとく、

「私たち日本人は陰翳という薄暗さの中に美を発見してきたんだよと、それが最高にいいんだぜ!」

ということを先生の美しい文章で語っています。

それは私たちが普段日常で感じている明るさはもはやあたりまえで、少しでも暗いとなんかちょっと明かりが足りないのではないかなんて思ったりする人も多いでしょう。それを谷崎先生はすでに昭和の時代に感じ始めていたということなんですね。

 谷崎先生は日常でじかに触れるものに関する陰翳からの美についてを語っていき、建築に関しても多く触れています。 そして私たちの祖先はなぜ何でもないところに陰影を生み出し、そこに美を創造するのかについても言及してゆきます

日本文化私観

もうひとつご紹介するのは戦前から戦後にかけて活躍した破天荒な作家、坂口安吾の随筆「日本文化私観」です。

 この作品は日本の古代文化に関してあまり知識がない著者が、

伝統とは何か?

日本人としての国民性とは何か?

を問いかけ、古来からある伝統というものを背負っていかなければいけないかということに疑問をもつ姿勢、独自のユニークな視点で書かれています。

彼の主張としては日本人は古代の日本文化は見失っているかもしれないが、日本というものは見失ってはいないのだということをまず語っています。それは多くの日本人が伝統の美、日本本来の姿よりも現在の便利な生活に対する必要性からなるものであると言っています。この捉え方が中心となって彼の主張は進んでいきます。

 動画では芸術や建築に関することを中心に、安吾先生の美というものについての論考をご紹介しておりますが、とてもユニークな視点と饒舌な文体が魅力的です。

あとがき

最初は2冊の本書を別々にとりあげようと思って動画を作成していたのですが、並べてみたほうがこれは面白いのではないかと思い、今回のような企画としてみました。いかがでしたでしょうか?

今回は初めての配信とあって、つくってみないとどのくらいの長さになるのかもわからなかったのですが、結果的としましてはちょうどいいくらいの時間となってよかったかなと思ったりしています。

もう少し内容についてはお話ししたかったのですが、読み手として紹介者としての視点や個性、あとなによりも読んですっと自分自身に入ってきた内容でないと、いざ動画にのせて発信したときに視聴者に届いていかないかなと思っていたので、少し私個人の見解が偏った編集になっているかなというのが感想です。でもそれが私自身の読み方となってオリジナリティがでたのでよかったかなと勝手に思ってはいます。

とはいえ、やはり自分だけの読書と違い、その内容をより多くの人に共有してもらえるように

考えて本を読むことの楽しさ、そしてアウトプットによる本の理解をこの機会をとおしてより深めることができたのは大きいと思います。

これからも継続していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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