一級建築士試験の勉強方法

今後の受験者数と難易度は?令和3年度一級建築士試験を予測!

 新制度ではじめての一級建築士試験が昨年終わりました。そう頻繁に試験制度に関する法改正は行わないでしょうから、今後は引き続き、しばらくこの枠組みのなかで進んでいくのではないかなというふうに私は見ています。  

 そして新制度での試験が終えて次年度はどうなっていくかというのが年を明けて気になってくるところですよね。昨年学科の受験しなかった人や不合格になった人はそろそろ準備していかないと厳しいですよ。

 そこで今回は現在ある情報から、令和3年度一級建築士試験はどうなるのかという内容についてをブログを書いていきたいと思います。

スケジュールは今年もオリンピックに左右される?

 一級建築士試験の詳細なスケジュールは、建築教育普及センターのホームページによると3月に発表とのことです。

 現時点ではまだオリンピックを開催するという話ですので、そこに合わせて試験のスケジュールもまた変更というかたちの可能性は高いです。もしかしたらこの間にオリンピックの開催の有無も決まっているかもしれませんね。

 そして今年も新型コロナウイルスの感染拡大にふりまわされそうな感じです。とはいえ、先日行われた全国共通テストは、ウイルス感染拡大のなか通常通り行われたことを考えると、新型コロナウイルス関係ではもう試験に関するイベントは中止ということにはならなそうな感じがしますね。受験生は体調管理に気をくばりながら勉強をがんばってください。

来年の受験者数は?今後学生の受験者は増えるのか?

 令和2年度の一級建築士試験の学科試験受験者は全体で30409でした。大台の3万人は突破したわけですが、令和3年度はどうなっていくでしょうか。

 試験元が発表したデータのなかで私が一番注目した数値があります。それは合格者の新制度による受験可能者の割合です。

 どういうものかといいますと、

 令和2年度の一級建築士試験の製図試験の合格者は3796のうち、

 合格者の新制度による受験可能になった人が672で、その割合は17.7です。

 新制度第一回で2割近く人数に食い込んできたということは、今後その年代が本腰を入れてのぞむようになってもおかしくないなという印象を受けました。やはり若いうちに資格をとるのが楽だと考えて学生時代から準備をすすめる人も増えてきそうですし、予備校もそういう流れを後押しする動きをとっていくでしょうね。

 とはいっても全体の受験者がここから急激に増えることはないと考えています。受験をあきらめる人もでてくると思いますからね。昨年と比べ微増くらいなのではないかなと私は予測します。今の試験制度の中での40000人達成も厳しいでしょうね。

難易度は?

 全体としては昨年が基準となって多少の上下があるくらいであると私は見ています。長期でみていくとおそらく若い年代層が点数をとりやすい問題になっていくのかなあ、なんておもったりしています。

学科試験

 学科に関しては基準点上下10点程度の変動を毎年繰り返すレベルにはなるのかなと思っています。まあしばらく教科が増えるということもないでしょうね。

 せいぜい新傾向の問題が多い少ないという割合で難易度が上がった気になる程度だと思っています。新傾向の問題も全体の1割前後くらいのものでしょうから、過去問を暗記するくらい勉強できていれば学科試験は合格できるレベルは続くでしょう

製図試験

 製図は問題が難しくなるというよりは採点が厳しくなる方向にあるのではないかなと勝手に予想しています。

 製図試験に関しては、昨年度レベル程度が一番いい試験な感じがしますけどね。私個人の意見も含まれてしまいますが、今後は要望条件をきちんと読み取らせ、しっかりプランニングさせるという製図試験の基本を重視する問題として、上記に書いたようにその内容をより厳しく採点するというのがいいかなと思っています。おそらくそういう流れにしていくのが全うなのではないかなあ。と思ったりしています。

学生は一級建築士試験を受験する準備をしよう!

 自治体もコロナ対策にお金をかけすぎてあまり箱物に予算をつっこめる状況ではないという印象です。大きな建築の仕事は減ってしまうことが予想されます。建築企業は人材にお金をかけることを控えてしまうという流れになり、今後就職はたいへんになるでしょう

 とはいっても企業としては優秀な人材はほしいと考えてはいます。氷河期世代のような人材の穴をつくりたくないでしょうからね。

 ですので就職を希望する学生はしっかり実力をつけて、それが自分、そして他人がみてもそう受け取れるわかりやすい評価を表現できるようにしなくてはいけません。要は肩書や実績などですね。厳しく人選するとなれば、そういうことに目がいきがちです。

 大学でどんなことをやっていたとか、その他学外活動でどんなことをやっていたとかそういうことも評価されるとは思いますが、このコロナ渦のなかで、そういう活動はあまり行えない状態となっています。差がつきにくいでしょう。

 実務はやる気があればのびてくるのは企業側もわかっています。そのやる気の度合いを建築士資格を取得しようと努力しているか、してきたかというのは今後必ず見られることになるでしょうね。ちなみに建築設計事務所を運営している私自身も今そんな人材を求めていきたいですね。

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