一級建築士試験の勉強方法

今年はゾーニング?令和3年度一級建築士製図試験の課題を予想!

 昨年度、新建築士制度はじめてとなる製図試験が終わりました。受験にのぞんだみなさんはどのような感想をお持ちになりましたでしょうか?

まず多くの受験者のかたは、昨年の2020年度の課題発表を見てびっくりさせられたと思います。というのも、そこでは製図試験でまず大きく分けられる2つのタイプ、ゾーニングタイプであるか、基準階タイプであるか、その区別が曖昧な内容となっていたからです。この曖昧な階数設定により、製図試験の受験生は一応両方の課題のタイプを勉強しなくてはいけなくなったわけです。

これは勉強量が多くなったでしょうね。製図試験においてゾーニングタイプと基準階タイプでは戦略が異なりますから。2020年度の製図試験におけるびっくりポイントはまさにここでしょう!

では令和3年度はどんな課題がでてくるのでしょうか?今回は例年どおりまた、過去の課題を振り返りながら試験課題の予想を行ってみたいと思います。

今年はゾーニング?昨年をどうとらえる?

 今回も前回の予想のステップと同様に、課題の動向5年間のデータを表にしています。

課題タイプ
令和3年度??
令和2年度高齢者介護施設基準階
令和元年度美術館の分館ゾーニング
平成30年度健康づくりのためのスポーツ施設ゾーニング
平成29年度小規模なリゾートホテル基準階
平成28年度子ども・子育て支援センター(保育所、児童館・子育て支援施設)ゾーニング

 

ゾーンタイプ基準階タイプ?

2020年度の一級建築士製図試験の課題は「高齢者介護施設」でした。

 課題発表については冒頭でふれましたが、どんなタイプの問題がでるのか?いざ試験のふたをあけてみると、3階建てで個室群(ユニットタイプ)がありました。これはゾーニングタイプか基準階タイプかと言われると、後者に該当したことになります。

しかしまたなんでわざわざまぎらわしい課題発表内容をしたのか私なりに考えてみましたが、過去問の福祉施設などを見返してもパターンが限られて勉強が限定的になってしまうのだろうなという印象をもちましたね。だから選択肢を増やして受験生を戸惑わせたのではないかと思ったりします。いじわるですよね。

少し前置きが長くなってしまいましたね、すみません。そこで令和3年度の一級建築士試験の製図試験のタイプについて、私は「ゾーンタイプ」になるのではないかなと見ています!

この理由は基本的にはゾーンタイプと基準階タイプが交互に出題されると素直に考え、上記のような予想としてみました。前回のような課題発表のしかたは今回やっても効果は少ないと思うので、試験元もここでは裏をかいた出題をしないのではないかなというのが私の見解です。

今年度の製図試験はプラン重視の試験になる?!

上記であげたゾーニングタイプの試験を前提に内容はどんな感じになっていくかを予想してみましょう。

まずは課題文についてですが、これ以上条件が細かく複雑になることはないのではないと考えています。また少しだけ構成の移動がある程度なのではないかなと考えます。個人的には道路斜線や隣地斜線、容積率、建蔽率などという設計の際にあたってあたりまえに確認しなくてはいけない法的事項に関してはもっと問題でふれてもいいかなとは思っています。

次に問題内容についてですが、今年度は純粋にゾーニングと動線を考えさせる試験になるのでは?!と私は予想しています。結局のところ製図試験ってのはゾーニングと動線計画をキチンと設計して図面で表現する試験であるべきなのではと思います。

そして新傾向についてですが、当日の課題内容についてはもういじりようがないくらいのレベルまできてるような気がしますね。ちょっと新しい知識がのっかるくらいなのではないでしょうか。しかしあえて起こりそうなびっくり玉を想像してみますか。そうですね、立面図で材料の使い方を表現するというのはいかがでしょうか?以前課題に立面図を描かせるものがでてはいましたが、そんなたいした図面にはならなかった印象があったんですよね。やはり図面は平面図・断面図ときて立面図でしょう。

パウレタの課題予想!

ということで今回のパウレタの課題予想はこちら!

・プランタイプ:ゾーニングタイプ

・敷地:市街地

・用途:図書館複合施設

今回の出題にあたって私は、けっこうオーソドックスな図書館という用途がくるのではないかなと考えています。しかしながら図書館といってもデジタル化が進んできた現代においては、本を置いて、それを開架閲覧するというだけの用途ではなくなってきています。そこに何かこれからの未来を見据えた提案を行わなければいけないような出題であると面白くなりそうなんですがね。

なるほどねえ。それで複合施設の用途は何?
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
うう、そこまでは考えてはいません
案外、用途がどちらも同じくらい重要な施設が出題されるかもしれないね。図書館であったら学校とか。それだと少しヘビーかなwww
先輩(一級建築士)

そして先輩の予想はこちらになります!

・プランタイプ:ゾーニングタイプ

・敷地:市街地

・用途:医療施設

やはりまだこれからも続いていくであろう新型コロナウイルスの拡大において、医療施設は対策をとっていかないといけなくなります。現在のままでは医療は逼迫してしまうことから、急速に拡大するときを想定した医療施設のありかたを模索していかなければいけない。そこを一級建築士試験で扱おうということを予想しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私たちの今年度予想は、試験元がもうウラをかきようがないのではないだろうか、という見解のもと素直に出したものでした。一級建築士の資格予備校ではどんな予想をするのでしょうね。そして試験元はどう出てくるのか!答え合わせの7月を楽しみに待ちましょう!

とはいえ、どんな問題が出ても基本は同じ!受験生は地道にトレーニングを積んで試験の準備を行ってください。健闘をお祈りいたします!

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