一級建築士試験の勉強方法

今年も基準階!令和3年度一級建築士製図試験の課題は集合住宅!!

 先日令和3年の721日、令和3年度の一級建築士試験の製図試験課題が発表されました。

 さてさて、今年度、私たちの課題予想は当たったのか?その答え合わせと今回の課題についての特徴をはなしていきたいと思います。

今年も基準階タイプだった!

 いやあ、びっくりしましたね。なんとふたを開けてみたら今年も基準階タイプだっていうんですから。今年はさすがにゾーンタイプを予想していて、それを確信していた私と先輩。見事にはずしてしまいました。

パウレタ(一級建築士)
最初のタイプではずしてしまったので、もうここは掘り下げようがないですね。いや、残念でした
おそらく試験元はこのブログを見ていたね。うらをかかれたんだよ
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
いやいや、みんなゾーンタイプだと思っていたはずなので、そのうらをいったんですよお。そこまでこのブログに影響力はありませんから(笑)

今年の課題は「集合住宅」!

 ということで基準階タイプであった今年度の用途は何かというと、な、なんと「集合住宅」というオーソドックスな課題でありました!〇〇のある集合住宅ではありません。ただの「集合住宅」です。

パウレタ(一級建築士)
いったいここにはどんな仕掛けが隠されているのでしょうか?
つい、そういうことを私たちは思ってしまうよねえ(笑)
先輩(一級建築士)

では、過去の集合住宅の課題をふりかえってみましょうか?過去30年ほどの課題をひっぱり出してきて、「集合住宅」となっている課題をとりあげてみました。

平成27年度 市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅

平成18年度 市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)

平成11年度 高齢者施設を併設した集合住宅(高齢者施設についてはデイサービス(日帰り介護)及びショートステイ(短期入所生活介護)を行う施設)

こう見ると、10年おきぐらいに集合住宅という用途はでてきているのですね。昨年が高齢者施設であったことと、前回の集合住宅が高齢者向けのものであったことから、この2点セットが出題される確率は低そうですね。

でも絶対なにかしらの用途がくっついてくるはずだよね
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
まあ、そう考えるのが自然ですよね

さていったいどんな集合住宅になるのでしょうか?

製図課題についてパウレタからのアドバイス

集合住宅は動線の整理が肝!

 ちなみに2020年度の一級建築士製図試験の課題は「高齢者介護施設」で、3階建てで個室群(ユニットタイプ)があり、その動線をしっかり読み取って設計に反映するかというのが合否のポイントのひとつになったかと思います。

 集合住宅に最近の流行りというか、時代の流れに対してあわせた動線が課題に出てくることも考えられます。とはいえ、そういうことの知識を問うのが製図試験ではありません。そういうことは最低限課題文に記載されるはずです。しっかり読み取って動線関係を整理して設計にのぞみましょう!

法規が解答に大きく関係してくる!

要求図書の注意書きに書かれている、

「建築基準法令等に適合した建築物の計画(採光、建蔽率、容積率、高さの制限、延焼のおそれのある部分、防火区画、避難施設 等)とする。」

に私は注目したいと思います。

 やはり法律順守に関する部分が重要視されている傾向にあるかと思います。採光、建蔽率、容積率、高さの制限、延焼のおそれのある部分、防火区画、避難施設うんぬん。。

 そのなかでも特に今回の用途「集合住宅」については、居住環境についてがポイントになりそうですから、やはり採光部分ですね。ここをしっかり法規的にも確認しておいて試験にのぞまれたらと思います。下の階の採光がとれない!ということで大幅減点、失格なんてこともあるかと。

水害対策の知識はおさえておこう!

 これはちょっと余計なアドバイスかもしれませんが、近年の台風などの被害で、集合住宅が水害にいかに弱いかというのが露呈した結果となってしまいました。

 そういうこともふまえて、水害についての設計における対策が記述などで出題される可能性もあるのではないかと私は考えます。たとえば、電気設備の位置などの理由などはよく言われることのひとつでもあると思いますので、おさえておくべきなのかなと思ったりします。

まとめ

今年は集合住宅ということで、実際にそこへ住まわれている受験者の方も多いことでしょう。またはお仕事で集合住宅の設計の実務経験がある受験者も多いかと思います。こういう方々はやはり有利に働くでしょうね。今一度ご自身の生活やお仕事を振り返ってみてはいかがでしょうか?

パウレタ(一級建築士)
やはりイメージがあると、とっかかりやすいですよね

 あとは今年もやはり健康管理ですよね。予防接種がだいぶひろまっていったとは思いますが、受験者の多くは20代から30代、まだまだ接種できていない人が多いかと思います。まずは感染しないよう、体調をしっかり整えて勉強がんばっていただきたいです!

ちなみに今回も例年同様、試験問題を見ることができましたら私自身で解いてみたいと思っています。私は集合住宅の設計経験がありますからね。今回はよい解答をつくることができるはずです。

そいつは期待大だねえ。しっかり解答できたら今度いっしょに集住プロジェクトやろうよ
先輩(一級建築士)
パウレタ(一級建築士)
わ!ほんとですか!?まかせてください!!

というわけで、乞うご期待!

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